ドローンで撮影した画像や映像は、写真測量ソフトや映像編集ソフトで処理を行うことが多いと思います。
ドローン及びドローン搭載カメラの性能の進化によって、より高画質のデータが取得できるようになると共に撮影データはより大容量になる傾向にあります。
より効率的にデータ処理・編集を行うためにはソフトウェアが求めるシステム用件を満たすスペックのマシンを使うことが必要です。
今回は代表的なソフトウェアが求めている、OS、プロセッサー（CPU）、RAM、グラフィック（GPU）、ストレージの最小限・推奨スペックをご紹介いたします。
□写真測量ソフト（PIX4Dmapper）
| 最小限 | 推奨 | |
| OS | Windows 7、8、10、Server 2008、Server 2012（64ビット） | Windows 8または10（64ビット） |
| CPU | あらゆるCPU（Intel i5/i7/Xeonを推奨） | 4コアまたは6コアのIntel i7/Intel i9/Threadripper/Xeon |
| GPU | OpenGL 3.2（Intel HD 4000以上の統合グラフィックカード）と互換性のあるすべてのGPU | GeForce GTX GPU （OpenGL 3.2および2GBのRAMと互換性のあるもの） |
| RAM |
小規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚未満の画像）：4GB 中規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚～500枚の画像）：8GB 大規模プロジェクト（14Mピクセルで500～2000枚の画像）：16GB 非常に大規模なプロジェクト（14Mピクセルで2000枚超の画像）：16GB |
小規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚未満の画像）：8GB 中規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚～500枚の画像）：16GB 大規模プロジェクト（14Mピクセルで500～2000枚の画像）：32GB 非常に大規模なプロジェクト（14Mピクセルで2000枚超の画像）：64GB |
| ストレージ |
小規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚未満の画像）：10GBのHDD空き容量 中規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚～500枚の画像）：20GBのHDD空き容量 大規模プロジェクト（14Mピクセルで500～2000枚の画像）：40GBのHDD空き容量 非常に大規模なプロジェクト（14Mピクセルで2000枚超の画像）：80GBのHDD空き容量 |
小規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚未満の画像）：15GBのSSD空き容量 中規模プロジェクト（14Mピクセルで100枚～500枚の画像）：30GBのSSD空き容量 大規模プロジェクト（14Mピクセルで500～2000枚の画像）：60GBのSSD空き容量 非常に大規模なプロジェクト（14Mピクセルで2000枚超の画像）：120GBのSSD空き容量 |
□映像編集ソフト（Adobe Premiere Pro）
| Windows | 最小限 | 推奨 |
| OS | Microsoft Windows 10（64 ビット）日本語版バージョン 2004 以降 | Microsoft Windows 10（64 ビット）日本語版バージョン 2004 以降 |
| CPU | Intel® 第 6 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU | Intel® 第 7 世代以降の CPU、または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ以降の CPU |
| GPU |
2GBのGPU VRAM 推奨されるグラフィックカード一覧→Adobeサイトへ |
4GBのGPU VRAM 推奨されるグラフィックカード一覧→Adobeサイトへ |
| RAM | 8GB | HDメディアの場合：16GB 4Kメディア以上の場合：32GB |
| ストレージ |
8GB以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要（取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない） |
アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速SSD |
| macOS | 最小限 | 推奨 |
| OS | macOS v10.15（Catalina）以降 | macOS v10.15（Catalina）以降 |
| CPU | Intel® 第 6 世代以降の CPU | Intel® 第 6 世代以降の CPU |
| GPU | 2GBのGPU VRAM | 4GBのGPU VRAM |
| RAM | 8GB | HDメディアの場合：16GB 4Kメディア以上の場合：32GB |
| ストレージ |
8 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要（取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない） |
アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD |
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