映像制作者に向けた撮影ユーザビリティの向上、また点検・測量用途での撮影要求を満たすよう進化し、今回はかなり大型のアップデートとなっております。
これらのアップデート項目を一部検証をしてみましたので、紹介させていただきます。
アップデート内容
バージョン情報 | ●機体(ARS-S1): 1.2.0 755 MB(792,541,559 バイト) ●送信機(RCR-VH1): 1.2.0 393 MB(413,044,194 バイト) |
アプリバージョン情報 | ●Airpeak Flight:1.4.0 |
アップデート内容 | ●撮影時のユーザビリティを向上しました ・静止画撮影時のシャッター音通知に対応しました ・撮影した画像のサムネイル一覧表示に対応しました ●プリフライトチェック画面の表示に対応しました。 ・フライト開始前にカメラのメディア残量、機体・送信機の設定や状態を確認でき、安全な飛行をサポートします ●Eマウント用広角パワーズームレンズ FE PZ 16-35mm F4 Gに対応しました ・ジンバル設定内のメインチューニングでプリセットに追加しました ・送信機からのズーム操作ができるようになりました ●メインジンバルの操作モードに、エアプレインモードを追加しました。メインジンバルが機体の傾きに追従し、FPVドローンのようなダイナミックな映像が撮影できます ●ミッション飛行がより幅広い使用シーンに対応できるように進化しました ・ミッション飛行中に進捗状況を表示できるようにしました ・ミッションの中断箇所からの復帰に対応し、バッテリー交換などでミッションを中断した場合もそこから復帰できるようになりました ・ミッション実行時に機首が進行方向に向けて飛行する設定を選べるようになりました ・ミッション実行時に送信機からのマニュアル介入後に飛行経路に戻る動作の設定を選べるようになりました 円柱構造物が被写体のミッション飛行で接近を防止できるようになりました – マニュアル操作で飛行経路を変更した際に、変更後の予定飛行経路を地図上で表示するようにしました ●電波干渉下で伝送映像のフレームレートが下がる症状を改善しました ●フォローモード時のFPVジンバルの角度表示を改善しました ●飛行前及び飛行中の地磁気異常状態の通知を改善しました ●ミッション実行時にカメラの向きと撮影をマニュアルに設定した場合に、自動で撮影を行わないようにしました *カメラのモデルにより表示・操作可能な項目が異なります。詳細はこちらをご確認ください |
検証①撮影画像サムネイル一覧表示
機体の電源を入れてから切るまでの間に撮影した画像をサムネイル一覧で確認できるようになりました。●アプリの設定からサムネイル画像の表示をONにします。
※カメラ側の設定も必要です。
●画面右下にサムネイルが表示されます。
●機体の電源を入れてから切るまでの間に撮影した画像をこのサムネイル一覧で確認することができます。
検証②プリフライトチェック
フライト前に現在の設定をユーザーに表示するようになりました。特に注意すべき設定・状態を飛行前に表示することで、意図しない設定や状態での飛行を未然に防ぎます。
●アプリのスタート画面から「飛行を始める」ボタンを押します。
●フライト画面に遷移すると、現在の設定が表示されるようになりました。
検証③長時間ミッションの実行
ミッションの中断・再開機能に対応します。これによりバッテリーを交換しながら長時間のミッション実行が可能になります。※ユーザーによる一時停止やバッテリー切れRTHなどで自動飛行が停止した場合でも、その地点からミッションを再開することができます。また、ミッションの再開は飛行中でも可能です。
●一旦ミッションを中断し、ホームへ帰還させバッテリーを交換します。
●バッテリーを交換したら、中断した場所まで自動で戻りミッションを再開します。
●ジンバル角度も中断前の設定が記録されていて、スピーディーに再開できました。
今回はごく一部の検証でしたが、また大きいトピックがあれば紹介したいと思います。
このブログの内容を動画にしたものもございますので、ご覧いただけますと幸いです。