PolarProのHelix MagLockフィルターシステムは、従来のねじ込み式フィルターの煩わしさを解消するために開発された、磁石とクオーターターン(1/4回転)ロックを組み合わせた革新的なシステムです。
Helixを導入する際に、「結局、何を買えばいいのか」と迷っている方のために、必須アイテムからおすすめのセットまでをまとめた購入ガイドを作成しました。
ステップ1:システムの基盤「ベースプレート(スレッドプレート)」を選ぶ

Helixシステムを使い始めるために、最も重要かつ必須のアイテムが「スレッドプレート」です。Helixフィルター自体にはネジ山がないため、これがないとレンズに装着できません。
- 対応サイズ: 現在、67mm、72mm、77mm、82mmの4サイズが展開されています。
- 選び方: お手持ちのレンズのフィルター径に合わせて購入してください。複数のレンズで使い回したい場合は、それぞれのレンズ径に合わせたベースプレートを用意することで、瞬時にフィルターをスワップ(交換)できるようになります。
- その他のサイズ: 49mmや62mmなどの非対応サイズの場合は、ステップアップリングを併用することで装着可能です。
ステップ2:撮影スタイルに合わせて「フィルター」を選ぶ

Helixフィルターはすべて直径101mmの共通サイズになっており、どのスレッドプレートにも装着可能です。主なラインナップは以下の通りです。
- VND 2-5: 標準的な明るさでの動画撮影に最適
- VND 6-9: 非常に明るい環境で絞りを開けて撮影したい場合に
- VND/Mistシリーズ: VNDにブラックミスト(1/4)が統合されたモデルもあり、ハイライトを拡散させてシネマティックな質感を一段階高めます
2. 写真撮影・風景写真がメインなら:Chris Burkardシリーズ
色鮮やかな風景を切り取るためのフィルターが揃っています。
- CP(円偏光)フィルター: 反射を抑え、コントラストと彩度を高めます
- ND/PLコンボフィルター: ND8/PL、ND64/PLなど、露出制御と偏光効果を同時に得られます
3. エフェクトや質感を追求するなら
- Shortstacheシリーズ: MistとPLが組み合わさった日常使いに適したフィルター
- 特殊効果: アナモルフィックレンズのような光の筋を作る「BlueMorphic」や「GoldMorphic」も用意されています
ステップ3:初心者に最適な「スターターキット」を検討する

「個別に選ぶのが難しい」という方には、必要なものがセットになったキット販売がおすすめです。
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VND 2-5 キット:
内容:VND 2-5フィルター、フロント&リアディフェンダー、77mmベースプレート、82mmベースプレート
理由:多くのプロレンズで採用されている77mmと82mmのベースプレートが最初から付属しているため、すぐにシステムを使い始めることができます
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CP キット:
内容:CPフィルター、フロント&リアディフェンダー、77mmベースプレート、82mmベースプレート
理由:同上
ステップ4:あると便利な周辺アクセサリー

- フィルターケース: 複数のHelixフィルターを安全に持ち運ぶための専用ケース(4スロットなど)があります。
導入前の注意点チェックリスト

- 既存のフィルターは使えません: Helixスレッドプレートには、専用のHelix MagLockフィルターしか装着できません。
- レンズフード・マットボックス: 一般的なレンズフードとは干渉するため、併用はできません。 また、マットボックスにも対応していません。
- スタッキング: フィルター同士を重ねて(スタック)使用することも可能です。ただし、可変NDと偏光フィルターの重ね掛けは推奨されておらず、その場合は「VND/PL」一体型フィルターの使用が勧められています。
まずは、「よく使うレンズの径に合わせたスレッドプレート」と、「自分の撮影スタイルに合ったフィルター1枚(またはVNDキット)」から始めるのが、Helix MagLockシステムの恩恵を最も感じられる近道です。








